無限多様の無限調和

…要するにごった煮です。

RE:endlessから始まるendlessルームチューン   

アニソンからのルームチューン。
と言いつつ今回はアニソンではなくアイドルソング。
ボンさんがようやく記事にしたのでこちらでも解禁します。

事の始まりは燻製一年目さん邸オフ。
ボンさんの持ち込みソフトが実に、実に実に~~~…変な動きをしたのデス!!

afropia-001.jpg
小泉今日子/afropiaからTr.08『endless』
効果音やコーラスが後ろから聴こえたり部屋をぐるぐる回る音源はいくつかありますが、 ヴォーカル自体があっち行ったりこっち行ったりするのはこれくらい?
エコー掛かりまくっているのでピンポイント定位が動くというよりは霊体?みたいのが ふわ~ っと横切ったり後ろ通ったり遠くへ行ったりする感じなんですが、これが動く動く。

で、速攻手に入れてマイシステムでも聴いてみたのですが、確かに動くものの実体感が薄めで移動感が物足りない…。
こういうのは狭い部屋で精緻にセッティングしてある方が得意、というのは分かっていてもやっぱり悔しいじゃないですか。
何が悪いのか?後ろにも音場を作るソフトなのだからリアを整えないとマズイんじゃないか?とリア側を目にすると…。

今までリア側、ソファーの後ろはほとんど物置状態。モノがその時その時の気分で散乱し、後ろのラック兼デスクにもケーブルやCD等が適当に放置されていました。
これではまともな音場表現など望むべくもありません。
こちら側を整えるのに一番良いのはリアスピーカーを鳴らしてのセッティングだとは思うのですが、残念ながらうちのリア用機器には頑張りに応えてくれるほどのクオリティはない…かな? 一応PS3とAVアンプでもちゃんとセンター定位くらいは出てますが…。


ということで音を出さずにリアのトリートメント開始です。
まずは出来るだけ左右の環境を揃える。
P1070572.jpg
1.デスク上の余計なものを片付ける。
2.ラック前面に面一で出していたCD達を奥まで押し込む(これは余計な振動と音の籠り対策。ボンさんの記事に影響されたってのもあります。)
3.リア側の床にカーペット敷く。
4.他にも音が籠りそうなところをちょいちょい吸音する。

これでかなりリアの音場が整ってきました。
いつものリファレンスソフトをかけてみるとリアしか弄ってないのに結構な改善が聴き取れますヽ(´▽`)/
しかしリアの吸音を強めにしたことで今度はフロント側の音場を引っ張り出してしまったような印象も。

なのでフロントも吸音をやや強めてみます。
前回の成果から、リアサイドの布をもう少し下げ、長押しの上にも小さな吸音材を並べてみます。
結果 音場の前後感の綱引きバランスが取れて来ました。


この状態でendlessをかけると実体感が大幅に増しています!
さらには曲後半のバスドラ(みたいな低音)も後ろ側に定位したり。ヴォーカルだけでもそうですが、低域が明確な定位をもって後ろからってのはかなり珍しい音源ですね。
というか、このアルバムってリリース1991年。
当時のエンジニアもこの曲の本当の音を聴いてないのでは…。少なくとも当時のDACと部屋のコーナーに押し付けたSPではこの位相表現って無理だったのではないかと想像します。

これでキョンキョンの歌が上手ければもう何も言うことないのに…(^^ゞ


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アニソンを制する者はオーディオを制す?  

ご無沙汰しております。
気が付けばGWも終わり、私の方は5月病に罹る暇もないほど忙しい毎日だったりします。
そうして全く更新できていなかったのですが、気が付けばアクセスが10万を超えていました。
カウンターを見てみるとこんな全く更新しないブログに毎日3~50人程も見に来ていただいているんですね…。本当にありがたいことです(;´Д`)

これは報いなければ!てことで久々に更新です。
というのも、オーディオはやってたんですね。更新してない時は大体何かやってます(笑)


今回のネタは、いつも通りのルームチューン。
昨年末にPhilewebで燻製一年目さんと知り合い、彼のリファレンスのアニソンを聴く&twitterからのリンクで某ブログに辿りついたところ、ハイエンドオーディオでのアニソン表現に興味を惹かれました。
で、そのブログでは曲ごとに印象を紹介されていたのですがそれがとても読ませるんですよ。
うちでかけてみたらどういう風に鳴るのか!?聴いてみたい!と思わせてくれます。
でも最も重点的にドラマティックに紹介されていた某紅白アニソンシンガーは声がどうしても好きになれないのでΣ(゚Д゚)、彼女以外のを課題曲に調整をしてみた(笑)ところ、色々得るものがありました。


1.アニソンの録音が悪いというのは 単純に音(色)が悪い←現場の機材が悪い?エンジニアが下手? ものと、再生側のスペックが足りていないものがある。
以前紹介したシナリオアートどころの話ではなく音がごちゃごちゃ集まりまくって聴きにくい。
しかしこれは空間を広げ、前後感をきっちり出してやることで解決可能でした。
うちでは元からそこそこ解れていたので聴けないことも無かったのですが、さらに前後感を出そうと(=ボーカルを前に出してその後ろに音場を作る)して試行錯誤した結果、こんな感じになりました。
P1070577.jpg
SP上、真横の布。これが左右に置いてあるのですが、不思議なことにこの布を結んだ線上にバンドが並びます。
ということでSPを結んだ線上に置けばバンドがこのラインで並ぶのですが(残念ながらうちではさらに前に出しても目の前に来ることはありませんでした)、これだとギター・ベースがSPと同じ位置に定位してしまい、音離れが悪いというのはちょっと違うのですがなんか違和感が拭えません。
そこで布をちょっと下げるとみんな一列下がってちょうど良い塩梅。
みんな一次反射面ばかり気にしますが、こんな所にも宝が眠っていました。SPリアサイドの吸音拡散、試す価値あります!

更に床に置いた格子状のパネル。
ニトリの鍋敷きです(笑)。1枚300円程度のパネルが床の反射音なのかSPの回折音なのかは分かりませんが(両方?)、上手い具合に拡散してくれるらしく前後感を出してくれます。


2.やっぱりアニソンというのはアニメあっての物なので原作を観てないと入り込めないというか何が正解か良く分からん(;^_^A

上の状態でアニソンが結構鳴るようになってきた…と思うんですが、他の曲をかけてみても良くなっている!んです。
音色で誤魔化したアニソン特化システムはさておき、正攻法で取り組めばジャンルは問わないと再確認した次第。
逆に言えばアニソンを本当に再生したければ、全てを鳴らしきるハイエンドシステムによる空間表現が必要…なのか。
かなり古い話ですが某HPで浜〇あゆみが鳴らないと言って某CD12を本国に送り返して調整させた方がいらっしゃいました。
当時は「逝っちゃってるな…」と思ったものですが、今になってようやく「そういうことも有り得るな…」と。

でも…やっぱり浜〇あゆみは聴く気にならない(でも宇多田のカバーアルバムでは結構良かったですよ)し、某紅白シンガーも…。
とは言え、これが究極!という再生があるなら是非聴いてみたいです。

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ルームチューン 2016 その4 実践編2  

実家からアナログプレーヤーを持ってきてみました。

P1070246.jpg

とりあえずシアターリア用のサブシステムにつないでみたのですが、最初はボケボケだったのが時間が経つにつれ音が立ってきて楽しくなってきました。
やはりレコードの音は密度と暖かさ(私には表面的な暖かさというより内在する熱さみたいに感じられますが)がありますね。

さて。
その暖かさ・音の温度感ですが、ボンさんは『レコードの音が「暖かい」って言われるけど…』で疑問を呈していましたが、私は『ある』派です。

ではその温度感は何から感じているのか?
それは経験からだと思います。

物質には固有の物性があります。それが振動することで空気にその物性を乗せて固有音となる。
例えば水の音。ブラインドで聴いても、それが小川でも滝でも水の音だと判断できるはずです。
しかし小川のせせらぎをレンガを使って再現してみろと言われてもなかなか難しい。

そして固有の音が聴こえるシチュエーションというのは、ある程度体感温度とリンクしている。
例えば新緑の渓流を風が抜けていく音。
真夏の甲子園の声援。
こう書いただけでその時の気候、気温を音と共にイメージできるはずです。

固有の音とシチュエーションの組み合わせが経験となり、音の温度感として記憶されていく。
そしてスピーカーから放たれた音がトリガーとなり、音に温度感を感じさせる。


で、話はアナログに戻り…
オーディオの音って最終的にはスピーカーユニットから出る訳ですが、そこまでの機器、ケーブルなどの物性も固有振動として信号に乗っているように感じるのです。言ってることはかなりオカルトですが、オーディオをやっている方なら納得していただけるのではないでしょうか。
で、そもそも最初のレコード盤ですが…

この素材がそもそも記憶の中の「冷たい音」にはなりえないのではないか。
もしレコード盤もターンテーブルも全てガラスやアルミで作ったら絶対同じ温度感にはならないと思うんですよね。



で、やっと今日の本題(笑)

この『音が乗る』という現象。
ルームチューンにも同じことが言えます。

石造りの教会と木貼りのホール、絶対に同じ音にはなりませんよね。
温度感だって石の方が低くて木材の方が暖かくなりますよね?

IMG_0749.jpg
ちなみに私の感じる石の温度感ってこんなん。
ちょっとヒヤッとしていて、触ると薄っすら濡れているくらいの湿度感。

逆にエジプトとかイスラム圏の石造りの建築物を連想させる石の音もあるはず。
あれ?その違いってなんだろう?
素材ももちろんですが、その時の空気自体の温度や湿度が重要?
書いてて分からなくなってきました…。


ま、まぁ、ここを利用して音を作って行こうという話です。

拡散に大事なのはもちろんどう音を散らすかというパターンですが、同時に何の素材で音を散らすかというのも同じくらい重要。
例えば一口に木と言っても柔らかいものから堅いものまで様々です。
さらには細かい溝なのか、緩やかなRなのか。
拡散の仕方も変わりますが、それ以上に反射音に素材の音が乗る割合まで結構変わると思います。

なのでこの製品は評判が良いから良い、なんてのはルームチューンに関してはあまり当て嵌まらず、目的に合わせて選ぶ・作ることが必要になってきます。
と言っても難しく考える必要はなく、見た目・触った質感がそのまま音に乗ると考えればOKです。


吸音に関しては基本的に「熱い音」になりやすいと感じるのですが、それは吸う物質というのが基本的にザラザラした布系が多いことも無関係ではないと思います。
同じ布系でもシルクなんかはもう少しそれっぽい音(笑)になりますので。

P1070216.jpg

とりあえずは一次反射面にジャージなどの吸いそうな服でもかけてみて、そこからどちらへ進むか決めれば良いのかな?と。
個人的には最近は拡散と吸音のハイブリッド系が使いやすいのではないかと思ってみたりしています。

後はリビングだったら観葉植物とか。
P1060892.jpg
私にはこういうセンスが無いので出来ませんが…(^-^;


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ルームチューン 2016 その3 実践編1 (リ~さんの奥様に贈る)  

その2では吸音だ拡散だと書きましたが、かといって部屋中全体にルームチューン用品を並べるのは見た目的にも財布的にも厳しいものがありますので、ポイントを押さえていきます。


まず絶対に抑えるべきポイント、『一次反射面』!
スピーカーから出て真っ直ぐリスナーの耳に入るの音が直接音です。
しかしスピーカーはそれ以外にも全方向に音を飛ばしています。その音は壁や天井にぶつかり、反射して耳に届きます。それが間接音。
その中でも最もシンプルに、一回だけ反射して耳に届く音が一次反射音、その音がぶつかった部分が一次反射面です。

なぜここを抑えるのかと言えば、量としては直接音よりも間接音の方がずっと多いから。良く「オーディオは部屋の音を聴く趣味」と言われる所以です。
そしてその間接音の中でも一次反射音が直接音に次いでリスナーの耳に届くから。

人の耳は直接音と間接音の微妙な時間差で空間の広さを感じ取ったりその他諸々やっています。
これがコンサートホールのような広い空間であればあまり問題ないのですが、せいぜい5m程度の一般の部屋ではすぐ近くの壁で反射した音が変な方向から、直接音とほぼ同時に耳に入り認識を乱してしまいます。

なので一番影響の大きい一次反射面をケアすることはルームチューンの基本中の基本です。


では一次反射面はどうやって探すのか?
方法は簡単です。音は直進します。ということで音を光に置き換え、鏡を置いたときにユニットの写る場所。それが一次反射面です。

ここで問題。
一次反射面はいくつあるでしょう?



答えは「スピーカー1本に対して6箇所」です。(もちろん部屋の形にもよりますが)
つまり部屋の中には12箇所の一次反射面があるわけです。

とは言え、天井や床に対策をするのはなかなか厳しいものがあります。リビングだと特に。
さらにはファーサイドの壁なんてのも面倒なのでちょっと放置(^^ゞ
とりあえず左右SPのニアサイド、フロントを抑えるところから始めます。

P1070215.jpg
偉そうなことを書いているのにフロントは無対策です…。
うちの場合、フロントはクリティカルに変わりすぎてちょうど良い塩梅を見付けられていません。


P1070216.jpg
天井が高いので取り付けも一苦労。
フロントのコーナーもですが、壁と壁がぶつかる所は音が細かく反射して音を濁しがち。
ケアしてやるとちょっと幸せになれるかも知れません。

ついでにリスニングポジション真横の壁も対策してあります。
ここはもちろん一次反射面ではありませんが、耳に最も近い壁なので影響も大きめです。


P1070217.jpg
リアは現在検討中です。
やはりコーナーはちょっと吸ってます。


拡散と吸音の使い分けは…難しいです。

音が全て吸われて帰ってこなければきっと無限の広がりを感じるでしょう。
実際私もサイドの吸音が強すぎた時は草原の丘の上にいるような気分になりました。
でもそれはやりすぎです。包まれる感じが無いと心地良さがありません。

じゃあ半分だけ吸う?
しかしその場合反射してくる音のタイミングまでは弄れません。


それなら拡散?
確かにタイミングは弄れる気がします。
でも色々な方向にばら撒いた音はもうケア出来るわけもなく…。

結局は試行錯誤しかありません。


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ルームチューン 2016 その2  

そんなこんなで年中ルームチューンの拙宅ですが、色々やっているうちに最近はちょっと考え方が変わってきました。

以前は
『広い部屋は拡散メイン、狭い部屋は吸音メイン』
『拡散で対処できない時だけピンポイント吸音』
という、出来るだけ吸音を避ける方向で考えていました。というのは

『吸ってしまった音はどうやっても甦らない』

という考えが根底にあったからです。



しかし前回、響きを足して(吸音を減らして)みて 却って「鈍った・情報量が落ちた」と感じたことにより、私の中で吸音の重要性が増してきました。
考えてみれば
・響きを増やせば増やした分だけどこかで逆相の音同士がぶつかって消えている情報があるのではないか?
・消えないまでもマスキングされているのではないか?
・そもそも直接音だけで全ての情報が含まれているはずだよね?

無響室で聴く音楽はクソつまらないというのは良く聞きますし、実際拙宅でも響きが無いとそう感じます。
が、逆に吸音すればするほど今まで聴こえななかった音が聴こえてくるのも事実です。

結局のところ 要は塩梅なんですが、今は拡散から入って少し吸音ではなく、吸音から入って要所で拡散でも良いのかと考えています。と言いつつ、うちは以前のままなんですけどね(^^ゞ


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